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社長の想いをそのまま盛り込む事を目標にします

 

私が大切にする、打合せにおける基本姿勢

お客様と就業規則作成の打合せをするにあたって私が留意している基本姿勢に
は、大きく次の2つがあります。

1つめは、就業規則作成や変更その他、労務管理に臨む基本姿勢です。

大抵のお客様は、就業規則作成の話をしようとすると、敷居が高く感じられるようで、あまり良い反応が得られません。
言い回しも堅苦しく、そもそも、かかわらなくても済むことなら、関わりたくないというのが本音といったところでしょう。
これも、法律に馴染みがない一般の方々には、仕方がないことなのでしょう。

そこで、そのようなお客様には、

「就業規則は、職場の労務トラブルを予防する効果があるのです。
体調管理をするときも、大病をしないように、日常生活において規則正しい生活をする、健康診断を受けるだとか、予防をしますよね。
就業規則もそれと同じなのです。大きなトラブルに発展しないように、最初に労使が約束をしておくというものなのです。
その就業規則には、法律と人の道(公序良俗)に反していること以外であれば、何を書いてもいいんですよ。」

…とお話しします。

そうすると、先様は安心し、気持ちが楽になるようで、労務に関する心配事や疑問点などについて、胸の内を率直に話してくださるようになります。

反対に、働く人に対して、少し過ぎたことをしてもいいとお考えの経営者さんに対しては、コンプライアンスの観点から、多少厳しいことを申し上げることもあります。

お客様には気持ちを楽にしていただき、率直にお話をお伺いできるようにする事が大切だと考えています。

 

2つめは、技術的な内容です。

「こうすれば大丈夫」といった、いわばウルトラCも、法律をよく研究していくと発見するのです。

ウルトラCの具体例は、お客様の個別事情を背景をよく理解、打合せした上で導入するので、残念ながら、この場でご披露することは出来ません。もちろん、その扱いには充分に留意しなければなりません。
そもそもそのお客様の考え方に沿っているものか、前提とする条件整備は大丈夫か等の事前確認を怠ることは出来ません。

「全てのお客様に導入することが望ましい」というものではありませんが、こうした困ったときのお助けカードを1枚でも多く持っていることは、士業者としてお客様を御助けする為には有益であると考えています。

そのようなカードを、日々の実践と学習から蓄積し続けることも、私が大切にしている基本姿勢です。