2024/03/18
庭のクロッカスの花が春を告げ、また年度替りの時期が巡ってきました。
令和6年度の雇用保険料率・労災保険率・協会けんぽの健康保険料率・介護保険料率をお知らせ致します。
▶雇用保険料率:令和6(2024)年4月からの雇用保険料率は変更ありません
令和6年度の雇用保険料率
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▶労災保険率:令和6(2024)年4月1日から変更になります(6年ぶりの改定)
労災保険率は、業種ごとに定められており、それぞれの業種の過去3年間の災害発生状況などを考慮して原則3年ごとに改定されています。
2024年度は改定の年となっており、3年前の見直しで改定は行われなかったことから、今回は6年ぶりの改定となります。
令和6(2024)年4月からの労災保険率は、全体平均では4.5/1000から4.4/1000となり、1000 分の 0.1の引下げとなります。
54業種のうち、引下げとなるのは17業種、引上げとなるのは3 業種です。
労災保険率の変更がないか、以下のリーフレットよりご確認ください。
労災保険率(令和6年4月1日施行)
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▶協会けんぽの健康保険料率:令和6(2024)年3月分から変更になります
令和6年3月分からの協会けんぽの健康保険料率および介護保険料率が変更になります。
ー健康保険料率は、事業所所在地の都道府県ごとに保険料率が異なります。
47都道府県のうち、前年度より健康保険料率が引上げとなったのが24、引下げとなったのが22、変更なしが1でした。
ー介護保険料率は単年度で収支が均衡するよう毎年見直しが行われますが、
令和6(2024)年3月分からは、1.82%から1.60%への引下げとなりました。
※手続き顧問先様には、各人の保険料のお知らせを作成し、順次送付致しております。
以下の都道府県別保険料額表よりご確認ください。
令和6(2024)年3月分からの協会けんぽの健康保険料率および介護保険料率(料額表)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/r06/r6ryougakuhyou3gatukara/
▶厚生年金保険料率:変更はありません
※健康保険料率及び介護保険料率変更における注意点
健康保険料率および介護保険料率は3月分から変更になるため、3月に賞与を支給する場合は、賞与にかかる保険料から新しい保険料率で計算して賞与からの控除が必要です。
今回は以上となります。
宜しくお願い致します。