令和5年度4月1日からの各種保険料率、その他をご案内させて頂きます。【2023/04/06】

(1)雇用保険料率
令和5年4月1日から令和6年3月31日まで1年間の雇用保険料率が上がり、
以下となります。詳細は資料をご覧ください。

○一般の事業 労働者負担   6/1000 (変更前 5/1000)
事業主負担  9.5/1000 (変更前 8.5/1000)
○建設の事業 労働者負担   7/1000 (変更前 6/1000)
事業主負担 11.5/1000 (変更前10.5/1000)

労働者負担分は、4月分給与より料率を変更して保険料の控除を行って
いただきますよう、よろしくお願いいたします。

【資料_230406】令和5年度の雇用保険料率のご案内(厚生労働省より).pdf
→内容を見る(PDFダウンロード)

(2)労災保険料率
令和5年度の労災保険料率の変更はございません。

(3)健康保険・介護保険・厚生年金保険料率
健康保険料率及び介護保険料率は、令和5年3月分から料率が変更になりました。
(厚生年金保険料率は変更ありません。)
都道府県別の保険料については、以下の協会けんぽホームページにてご確認いただけます。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/r05/r5ryougakuhyou3gatukara/

(4)中小企業でも月60時間超の時間外割増率が引上げ
大企業では既に導入されていましたが、
中小企業に対しても、この令和5年4月1日より、
ひと月内で60時間を超える時間外労働に対する割増賃金率が、
今までの25%から50%に引き上げられました。
令和5年4月1日からの労働時間について対応が必要となります。

詳細は添付資料をご覧ください。
【資料_230406顧問先様各位】月60時間超の残業は懲罰的割増25%増の支払義務.pdf
→内容を見る(PDFダウンロード)